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最近のブログ記事

実質的支配者

「実質的支配者」の検索ボリューム傾向と関連トピック

2016年の犯収法改正から10年。「実質的支配者」はどのように社会に浸透してきたのでしょうか。Google Trendsの検索ボリュームを手がかりに、制度改正や当局動向、実務上の節目との連動性を振り返ります。また、生成AI時代における検索行動の変化にも触れ、検索ボリュームの捉え方について考察します。

金融犯罪対策

外国資本による不動産取得と法人悪用リスク

外国資本による不動産取得をめぐる議論が加速している中、法人を隠れ蓑にした実質所有が深刻な課題として浮上しています。本稿では最新の政策動向と具体的な過去事例を通して、今後、犯収法特定事業者が強化すべき顧客管理体制について、業界が直面するリスクと対応の方向性を考えます。

金融犯罪対策

マネロン対策と金融犯罪対策

金融機関では、マネロン対策の有効性検証を通じて態勢の高度化を進めているところですが、加えて、口座不正利用や特殊詐欺等の金融犯罪への対策の強化も急務となっています。本ブログでは、両対策の違いや体制整備を進める上での留意点などについて、やや長期的な観点から整理します。

暗号資産

合同会社型DAOの法整備とマネロンリスク

DAO(分散型自律組織)の設立・運営に関する法規制、マネーロンダリングリスクを解説します。ブロックチェーン技術を活用した透明性の高い組織運営や、地方創生・ファンコミュニティでの活用事例も紹介。金融機関や関連事業社の実務担当者向けに、定款確認やガバナンストークン管理など留意点を整理しました。

kyc

KYCに関する近年の動向ー犯収法改正ポイントと対応策

近年、AI技術の進化により本人確認の不正が巧妙化する中、法制度も厳格化の動きを見せています。本ブログでは、犯罪収益移転防止法など本人確認を定める主要法令のポイントや、2027年に予定される非対面本人確認手法の大幅な見直しについて解説します。企業が今取り組むべき対応についても紹介します。

CDL

UBO関係の異常なパターン

日本特有の複雑な株式保有構造や相互持合いの事例を解説し、実質的支配者の特定における難しいケースを紹介します。複数の所有者や階層が絡む企業構造を明らかにし、リスク管理やコンプライアンス強化に役立つ実務的な情報を提供します。

著者紹介


山崎 博史 (Hirofumi Yamazaki)​

山崎 博史 (Hirofumi Yamazaki)

代表取締役, CEO 

富士通、NTTデータにてERPや規制関連システムの企画、開発に従事した後、米国系コンサルティングファームにてリスクマネジメントに関するコンサルティングを多数の金融機関等へ展開。2012年米国Dun & Bradstreet社の日本法人に入社し、プロダクトマーケティング責任者として、リスクマネジメントやコンプライアンス関連製品の国内リリース及び販売を推進。2020年より東京商工リサーチに転籍し、ソリューション開発部長としてコンプライアンス分野を中心にソリューションを展開。20214CDLを設立し、現在に至る。 

  • 公認グローバル制裁スペシャリスト (CGSS)
  • 公認アンチ・マネーロンダリング・スペシャリスト(CAMS)
  • 米国ジョンズ・ホプキンス大工学修士(MSE)

ウオリック・マセウス(Warwick Matthews)​

ウオリック・マセウス(Warwick Matthews)

最高技術責任者 兼 最高デジタル責任者(CTO兼CDO)

15年以上に渡りDun & Bradstreet社の豪州法人及び米国本社にてPM、プログラムマネージャー、コンサルタントとして多言語データフローの設計と運用に従事。複雑な非線形問題を解決するための人工知能の実用化にも精通、中国のビジネスIDデータの翻訳と音訳の分野でAIを活用した案件にも携わる。 また、アジア言語のビジネスID解決、言語的な音訳、非構造化データのキュレーション、地理的な企業の名寄せなど、いくつかの分野で数多くの特許を共同保有。その後、Loblaw Companies Limited社にて、Identity Data Management, Senior Director として従事し、現在に至る。


著者 ジェニファー・ハンセル(Jennifer Handsel)​

ジェニファー・ハンセル(Jennifer Handsel)

データサイエンス リーダー

オクスフォード大学化学部理論物理化学博士課程修了後、イギリス国立研究所で物理科学データサイエンスサービスの主席開発者を務めた。2021年からは株式会社スコビルでAIエンジニアとして、外部のお客様に対するコンサルティング業務に従事。2024年からCDLにて現職。日英仏トリリンガル。


プリンシパル​ 鈴木 紀勝 (Norikatsu Suzuki)

プリンシパル

鈴木 紀勝
(Norikatsu Suzuki)

国内・外資の大手損害保険会社等において企業分野の火災、自然災害、ITリスク等のリスク評価やコンサルティング、損害調査・査定に従事したのち、米系リスクコンサルティングファームにて金融機関向けリスクコンサルティングを展開。
その後、金融庁において金融機関のバーゼル規制対応の審査や、大手金融機関のリスク管理やコンプライアンス・内部管理、海外管理・グループ管理等に係る検査・モニタリング、海外当局との調整業務に従事。また金融庁勤務期間中には米国ニューヨーク連邦準備銀行に出向し、外国大手金融機関のリスク管理や、サイバーセキュリティ等の検査業務に従事した。2025年より当社に参画。


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コンプライアンス・データラボ代表取締役の山崎博史を含む国内外のコンプライアンス専門家やデータマネジメントのスペシャリストが、お客様のコンプライアンス管理にまつわる国内外の最新情報やトレンド、重要な問題を解説します。当ブログを通じて最新のベストプラクティスやガイドラインの情報も提供します。
 
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