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最近のブログ記事

FATF

各国の実質的支配者に関わる規制動向〜第5次FATF相互審査に向けた法制度強化の潮流〜

本稿では、第5次FATF相互審査に向けた各国のUBO規制の動向を解説します。2025年に大きな法改正があったベトナム・インドネシア・米国の対応について、第4次相互審査の振り返り、その後の制度整備の動向を整理します。また、制度整備以外にも考慮すべき多面的アプローチの必要性を取り上げます。

ML/TFリスク

『クイッシング(QRコード型フィッシング)』とは?―スマートフォン時代の新たな脅威と対策

近年、QRコードを悪用した新たなフィッシング手法「クイッシング」が急速に拡大しています。スマートフォンの普及に伴い、その利便性の裏を突いた攻撃として注目を集めており、従来のフィッシング対策では十分に防げないケースも増加しています。...

FATF

FATF報告書「複雑な拡散金融、制裁回避スキーム」から見る北朝鮮リスク

2025年6月にFATFが公表した「複雑な拡散金融・制裁回避スキーム」報告書をもとに、北朝鮮リスクと日本への含意を解説します。マネロンやテロ資金対策に比べ、理解が十分とはいえない拡散金融対策について事例と共に整理し、今後のコンプライアンス課題として拡散金融対策の重要性を考察します。

シンガポール金融管理局

シンガポールのマネロン事件とAML強化の教訓

2023年、シンガポールで発覚した過去最大級のマネロン事件。巨額資産の洗浄スキームや当局の対応、AML制度の課題と今後の教訓を詳しく解説します。日本の金融機関にも示唆を与える事件の全容と、国際的な資金洗浄対策の課題を多角的に考察し、今後の対応の方向性を探ります。

ML/TFリスク

米国金融機関のマネロン等対策におけるAIの活用

金融機関において、マネロン等対策業務においても高度化や業務効率性向上を目的としてAIの利活用あるいはその検討が進んでいます。 こうした中、先日アメリカの金融機関のコンプライアンス部門におけるAI活用状況について触れる機会がありましので、ユースケースや課題等についてまとめました。

ML/TFリスク

古典的で新しい(?)詐欺メールの手口

2025年、警察庁を騙る詐欺メールがSNSで多数報告され、社会的関心を集めています。今回は、実際に確認されたフィッシング詐欺メールの具体的な事例をもとに、古典的ながらも悪質な手口の実態と、その背後にある構造的問題を解説します。

著者紹介


山崎 博史 (Hirofumi Yamazaki)​

山崎 博史 (Hirofumi Yamazaki)

代表取締役, CEO 

富士通、NTTデータにてERPや規制関連システムの企画、開発に従事した後、米国系コンサルティングファームにてリスクマネジメントに関するコンサルティングを多数の金融機関等へ展開。2012年米国Dun & Bradstreet社の日本法人に入社し、プロダクトマーケティング責任者として、リスクマネジメントやコンプライアンス関連製品の国内リリース及び販売を推進。2020年より東京商工リサーチに転籍し、ソリューション開発部長としてコンプライアンス分野を中心にソリューションを展開。20214CDLを設立し、現在に至る。 

  • 公認グローバル制裁スペシャリスト (CGSS)
  • 公認アンチ・マネーロンダリング・スペシャリスト(CAMS)
  • 米国ジョンズ・ホプキンス大工学修士(MSE)

ウオリック・マセウス(Warwick Matthews)​

ウオリック・マセウス(Warwick Matthews)

最高技術責任者 兼 最高デジタル責任者(CTO兼CDO)

15年以上に渡りDun & Bradstreet社の豪州法人及び米国本社にてPM、プログラムマネージャー、コンサルタントとして多言語データフローの設計と運用に従事。複雑な非線形問題を解決するための人工知能の実用化にも精通、中国のビジネスIDデータの翻訳と音訳の分野でAIを活用した案件にも携わる。 また、アジア言語のビジネスID解決、言語的な音訳、非構造化データのキュレーション、地理的な企業の名寄せなど、いくつかの分野で数多くの特許を共同保有。その後、Loblaw Companies Limited社にて、Identity Data Management, Senior Director として従事し、現在に至る。


著者 ジェニファー・ハンセル(Jennifer Handsel)​

ジェニファー・ハンセル(Jennifer Handsel)

データサイエンス リーダー

オクスフォード大学化学部理論物理化学博士課程修了後、イギリス国立研究所で物理科学データサイエンスサービスの主席開発者を務めた。2021年からは株式会社スコビルでAIエンジニアとして、外部のお客様に対するコンサルティング業務に従事。2024年からCDLにて現職。日英仏トリリンガル。


プリンシパル​ 鈴木 紀勝 (Norikatsu Suzuki)

プリンシパル

鈴木 紀勝
(Norikatsu Suzuki)

国内・外資の大手損害保険会社等において企業分野の火災、自然災害、ITリスク等のリスク評価やコンサルティング、損害調査・査定に従事したのち、米系リスクコンサルティングファームにて金融機関向けリスクコンサルティングを展開。
その後、金融庁において金融機関のバーゼル規制対応の審査や、大手金融機関のリスク管理やコンプライアンス・内部管理、海外管理・グループ管理等に係る検査・モニタリング、海外当局との調整業務に従事。また金融庁勤務期間中には米国ニューヨーク連邦準備銀行に出向し、外国大手金融機関のリスク管理や、サイバーセキュリティ等の検査業務に従事した。2025年より当社に参画。


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コンプライアンス・データラボ代表取締役の山崎博史を含む国内外のコンプライアンス専門家やデータマネジメントのスペシャリストが、お客様のコンプライアンス管理にまつわる国内外の最新情報やトレンド、重要な問題を解説します。当ブログを通じて最新のベストプラクティスやガイドラインの情報も提供します。
 
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