CDL Blog

最近のブログ記事

FATFレポート

最新 FATF 全体会合報告 (2024年10月23日~25日開催)

今号は、2024年10月23日~25日に開催されたFATF全体会合の内容をまとめました。 今会合では、キーマネーロンダリング、テロ資金供与、拡散金融問題に関する議論が行われています。高リスクおよびその他のモニタリング対象となる国・地域のリストや、FATFの今後の取り組みについて報告します。

CDL

AI,信頼して大丈夫? 生成AIの現在地

生成AI(GenAI)がこれまでにないスピードで爆発的に広がったことは、誰もが認める事実です。使い方によっては魅力的な技術ですが、まだ多くのビジネスや技術的なタスクにおいて完全には要求に応えられてるとはいえません。開発過程にあるAIの現状とうまく活用するための注意すべき点について解説します。

実質的支配者

スキマバイトの手軽さが不正の糸口?! 安全性を確保するために

雇用側にとっても働き手にとっても登録の手軽さとスピーディーさがうけ利用者が急増したスポットワーク市場。しかし不正利用も急増し、闇バイト事件として日々報道されています。スポットワーク雇用仲介業者が安全に運用するために必要なコンプライアンス対策について事例を踏まえて解説します。

国内外制裁リスク動向

第14回 国内外制裁・行政処分等最新情報(2024年9月26日〜10月25日)

制裁リストの最新情報を詳しく解説。2024年9月26日から10月25日までの国内外の制裁や行政処分の動向を網羅し、重要な更新点をまとめました。制裁リストのチェックは継続的リスク管理とコンプライアンス管理において、とても重要です。併せてマネーロンダリング対策にもつながります。

FATF

電子決済手段等取引業者におけるマネロン・テロ資金供与のリスクについて

拡大する電子決済業界の最新動向と、リスクベースアプローチに基づくAMLの重要性を解説。仮想通貨、後払いオプション、APP詐欺、アンホステッド・ウォレットなど新たなリスクと対策を紹介。2024年財務省行動計画や制裁事例を通じ、企業が直面するリスク管理課題とAML/CFT強化を深掘りします。

FATFレポート

第3回 FATF第4次対日審査フォローアップレポート解説

今回のブログでは、10月10日に公表された第4次対日審査フォローアップレポートの内容について紹介します。本レポートは、2021年6月のFATF全体会合で採択され、同年8月に公表されたでの法令整備状況(Technical Compliance)に関する指摘事項の対応状況に関する評価の第3弾です。

著者紹介


hiro

山崎 博史 (Hirofumi Yamazaki)

代表取締役, CEO 

富士通、NTTデータにてERPや規制関連システムの企画、開発に従事した後、米国系コンサルティングファームにてリスクマネジメントに関するコンサルティングを多数の金融機関等へ展開。2012年米国Dun & Bradstreet社の日本法人に入社し、プロダクトマーケティング責任者として、リスクマネジメントやコンプライアンス関連製品の国内リリース及び販売を推進。2020年より東京商工リサーチに転籍し、ソリューション開発部長としてコンプライアンス分野を中心にソリューションを展開。20214CDLを設立し、現在に至る。 

  • 公認グローバル制裁スペシャリスト (CGSS)
  • 公認アンチ・マネーロンダリング・スペシャリスト(CAMS)
  • 公認情報システム監査人(CISA)著者略歴
  • 米国ジョンズ・ホプキンス大工学修士(MSE)

2024-WARWICK0085-1

ウオリック・マセウス(Warwick Matthews)

最高技術責任者 兼 最高デジタル責任者(CTO兼CDO)

15年以上に渡りDun & Bradstreet社の豪州法人及び米国本社にてPM、プログラムマネージャー、コンサルタントとして多言語データフローの設計と運用に従事。複雑な非線形問題を解決するための人工知能の実用化にも精通、中国のビジネスIDデータの翻訳と音訳の分野でAIを活用した案件にも携わる。 また、アジア言語のビジネスID解決、言語的な音訳、非構造化データのキュレーション、地理的な企業の名寄せなど、いくつかの分野で数多くの特許を共同保有。その後、Loblaw Companies Limited社にて、Identity Data Management, Senior Director として従事し、現在に至る。


CDLブログ購読申込

コンプライアンス・データラボ代表取締役の山崎博史を含む国内外のコンプライアンス専門家やデータマネジメントのスペシャリストが、お客様のコンプライアンス管理にまつわる国内外の最新情報やトレンド、重要な問題を解説します。当ブログを通じて最新のベストプラクティスやガイドラインの情報も提供します。
 
ブログの購読をご希望の方は下記のリンクより、フォームに必要事項を入力してご登録ください。
購読料は無料です。

Blog